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食事だより

力作

2023-12-22
たくさんの雪だるまが並びました~
 今日は一段と寒さ厳しく、雪がチラチラと
今日は冬至、一年で日が一番短くなる日。
う~ん、相応しい寒さです

冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込めると言われているそうです。
にんじん、だいこん、れんこん、きんかん、そしてなんきんなどなど…。

そして運を呼び込む前に厄払いするためのみそぎも必要と考えられていたようで、冬が旬の柚子は香りも強く、邪気がおこらないという考えもあったようです

そして今日は忘年会。
厨房でも試作を重ね力作ができあがりました。
入社して初めての段取りで作り上げました。
なにより皆で協力して作り上げる大切さ、そこに楽しさを見出せたなら、それは何にも代えがたい経験になる。
今日の気持ち、忘れないでいてね
中には何が入っている??雪だるまがたくさんできました!
あんの中にはカステラを詰めて…
生クリームでお化粧を丁寧に丁寧に。
初めての担当、先輩の協力を得て心強い。
ソフト食の方にも食べて欲しいから。
うん、上出来!!かわいい♥

パックリ割れ

2023-12-21
カテゴリ:厨房
夕食のちらし寿司、ソフト食も鮮やかです。
 今年も残すところわずかになりました。
この寒さ、当たり前と言ったらそうかもしれませんが、
気温の変化に身体が追い付きません

お店ではクリスマスやお正月商品が並べられ、
ニュースでもそんな話題が満載!
ソワソワしませんか

でもでも、どんな時でも食べないわけにはいきません。
暑い時も寒い時も大変な家事作業。
この時期、毎年悩ませる指のパックリ割れ
イタイ…

「お湯で洗ったらいいやん」

お湯と洗剤で手も荒れやすいんですけど
そなた、洗い物をなめてるな…

「ありがとう」
そう言えた自分を今日も褒めよう(笑)



食べられる幸せ

2023-12-10
カテゴリ:厨房
 みな様いかがお過ごしでしょうか。
気付けば12月も10日を過ぎました

二十四節気では大雪も過ぎ冬本番へまっしぐら
そんな中でも旬をいただける幸せ。
この時期は小松菜や鱈のようです。

小松菜は、霜が降ると甘みが増したり葉も軟らかくなるそうです。
鱈は身がしまり美味しくなるようで、なおかつ低脂肪で低カロリー、様々料理に向いているようです。
こちらのお食事でも使用する食材の一つです。

この鱈、大きいものだと1mを超えることもある大型の魚で、お腹が膨らんでいる姿が特徴的とのこと。
口が大きく、何でも食べる大食漢として知られ「たらふく」という語に「鱈腹(たらふく)」の字を当てるほどと言われているようです

行きはよいよい帰りは怖い~
調子よくどんどん食べて「まだまだいけるわ」と胃の中に入る余地がないほど満腹になるまで食べてしまう…。
「食べられる幸せ~」「美味しい~」
だって、その時はまだ満腹感なんて「なんのこと?」だもの。

その数時間後に訪れる気持ち悪さと後悔の念
苦しい…
何度も誓う…「次こそは腹八分目!絶対に!」

…でも未だ守られたためしがない

今日も温かいお食事をありがとう。
風の仕業…小さい秋見つけた~

季節を愛でる

2023-11-27
カテゴリ:厨房
奥の厨房内では紅葉はさておき目まぐるしい一日の始まり…
「眠いな…」なんて思いながら軽やかな足取りとは裏腹に駐車場に降り立ついつもの時間
光の加減で丁度目に飛び込んできました。
「わぁ、きれい
眠気眼が一気に数センチ開いた感覚(笑)
なんだかこれだけで出勤前の気持ちが軽くなったような気がした

紅葉狩り
季節の花や草木を探し求めることを狩猟になぞらえて「〇〇狩り」という言い方が古くからあるようです。

小さな幸せはたくさん足元にある…
それに気づけることがまた幸せ。
あの人が優しかった、ごはんが美味しかった、何事もなかった…
そんな幸せを両手いっぱいに拾い集めて、
そしてそれに気付けて抱えられるようなヒトであれるよう、明日へ繋げる今日の一歩

君はきれいだ

得した気分

2023-11-26
 あれはいつ頃だっただろうか…
私たちの味方だと思っていた君が手の届かない存在になったのは…
こんなことが起こるなんて想像もしていなかった

これは一大事と国を挙げての対策が功を結んだのか、
生命の尊さを感じずにはいられない。
でも、待っていたさ!!
君の帰りを

果たして人間の都合がいいように歪めてもいいのだろうか…
そう思わずにはいられないけれど、
この世に生を受け無事成長し、ピヨピヨ鳴いて、
そして戻ってきてくれた。
思いもかけず巡り合えた君はこんなにドキドキさせてくれた…
割っても割っても双子ちゃん!!
2個分ほどの大きさをお伝え出来ない悔しさ…
「こんなに大きな卵見たことない!!」って程の大きさ
「食べてください」とたくさんいただきました。
そしておまけ付きの様なドキドキも一緒に

2個分ほどの大きさの卵たち…
どんな鶏が産んだんだ?
卵の大きさはニワトリさんの大きさで違うのか??
殻を破って出てきたら2匹出てくるのか??
なんで双子ちゃんばかりの卵なんだ???


黄色が濃くない?1個で黄身2個分じゃん!!
いつものキッシュもプラチナ級?!
 産んで産んでの一生よりも放し飼いの中で自然な形で産む方がニワトリさんには良いし、きっと食べる側にも何らかの影響が

歪めれば歪めたらその跳ね返りは強くなるだろうけれど、
こうやって当たり前に食材が手に入ること、
たくさんの人や鶏たちの努力で成り立っていること、

そしてやっぱり今日もありがとう
特別養護老人ホーム 栗栖の荘
〒679-4342
兵庫県たつの市新宮町平野778-5
TEL.0791-75-3878
FAX.0791-75-4548